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謎飛鳥さん制作「にぎやかな帰路」プレイ後記&動画


しばらく謎飛鳥さん制作の任務をガッツリやっていきたいと思います。
手始めは、昨年4月公開「にぎやかな帰路

ストーリー上「策了峠」「熊のシチュー」(過去記事)の続編にあたる作品です。
当然のようにネタバレ満載なので覚悟の上ご覧ください。

まずは動画


演出について

「熊のシチュー」のレシピを手に入れた"男"に謎の老人がまとわりつく。執拗にレシピを渡すよう迫る老人から、男はなんとか逃げ出すものの、おなじくレシピを欲しがっている浪人や忍者どもが家への道に立ちふさがる!
食への欲求は万人に共通ということだろうか。
異様ににぎやかになってしまった帰路を突破し、男は"オヤジ"の待つ家へ帰還する。
早速料理を始める男だったが……ここで、またしても例の老人が出現。レシピを守るため、男はやむなく料理を中断、我が家を去ることに。


「俺が最初に見つけたから、俺のもの」男の原始的ともいえる意地。

 
一方、自分で浪人や忍者たちを呼び寄せておきながら、男のことを訊かれるとしらを切る謎の老人の不気味さ。
浪人や忍者は男を足止めするために利用したのであり、レシピはあくまで自分一人のものにしようとするつもりだ。


家に帰ってきた男を暖かく迎える"オヤジ"。演ずるは生駒屋善之助。間柄は違えど、この二人が仲良くしてるのを見ると安心してしまう。オヤジは息子の趣味を理解してやっているようだ。


そんな家庭へ……土足で踏み込む謎の老人。たったひとつの我が家さえ、安全ではない恐怖!


果たして、この老人が「熊のシチュー」に固執する理由とは……?
それが明らかになるのは、まだ先。

任務について

ストーリー付きの任務は、演出のシチュエーションと合っていることが大事だと思います。
その観点で見ると、この任務は……スタート地点付近の敵の配置など、「敵に囲まれてしまった!」「狙われているのは自分」という雰囲気がよく出ていると感じました。
また、MAP左右を分断する大きな奈落という、地形上の大きな特徴がありますが、この奈落をゴール側へ渡るための経路は、たった2つだけになっています(ですよね?)。
ひとつはMAPやや上側、地上に架かった橋。こちらには敵が密集しており、固定配置の監視役もいて、忍具不使用での突破は困難になっています。
もうひとつはMAP下側、地下から見上げることのできる崖。一箇所だけ、下から鉤縄を掛けられる場所があるのです。こちらを行くと敵の監視はややゆるいですが、よく観察しなければ経路そのものが発見できないでしょう。
単純な箱庭MAPに見せかけて、実は攻略ルートは「ググッ……」と絞られているのです。
謎飛鳥さんの高い地形制作能力の成せる業です。

また、この任務には大将として田島英五郎が配置されていますが、まったく(現時点で)ストーリーに絡んでこないばかりか、攻略ルートから完全に外れた場所で、なんと"居眠"しているという斬新な扱いをされています。戦えばセリフは用意されているのですが……。
この自由さが、虎の巻ですよね。

全忍殺攻略


さすがに一筆書きとはいきませんが、全忍殺を狙っても無理なくプレイできます。
ちょっと危険なのが、動画0:36から出会う二人の浪人。行動範囲がモロに被っているので、一人が背中を見せたからといってホイホイと出て行くともう一人に発見されてしまいます。
動画では誘い出しで処理していますが、待っていればそのうち二手に別れてくれます。
上の例に限りませんが、誘い出しを利用している箇所は、難易度が違うと攻略法も変わってくる可能性があります。(動画では「難」)
それから、3:26からの固定配置の浪人、高台の上の忍者を狙う際は、近くを歩きまわる浪人に姿を見られる危険があります。
あと、鉄舟の忍殺は追加入力が難しい!

不殺生攻略(影縫い封印)


最初に出会う忍者は、少し待つと横を向きます。
そこからは立ち止まらずにMAP左側までたどり着けるはず。
しかし、動画0:55で出会う忍者が最大の曲者でした。絶妙にこちらの進行方向を監視してくれます。ここの抜け方はいろいろ模索してみたのですが、結局はとにかく"待つ"というところに落ち着きました。初心忘るべからず。でも、もっと速いやり方があるかもしれません。
月面で敵を飛び越えるのは意外とシビアですね。(接触判定、振り向きざまの視界判定)

全斬殺

できるはず。私はダメでしたが。


謎飛鳥さんならではのギャグのようで何故かスリリングなストーリーと、箱庭型でも光る地形制作技術を見せつけてくれた作品でした。
一年も放ったらかしにしていた私が言える事ではないかもしれませんが、《グルメ男》シリーズの続きが気になります。

関連リンク ワールドオブザ白猫タマ : モア山さん作「にぎやかな帰路」(虎の巻プレイ日記)

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