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白猫タマさん作『白丸伝十五 運命の決戦』プレイ後記

前回記事 白猫タマさん作『白丸伝十四 羅刹鬼門』プレイ後記


『運命の決戦』

任務の公開ページ ワールドオブザ白猫タマ : 白丸伝 完

いろいろあって(?)プレイするのをスッカリ忘れておりました。
白猫タマさん、すみません!

例のごとく続きにはネタバレが含まれますので、大丈夫な方だけ閲覧ください。

演出面:


やっと言わせてもらえた

仲間になっても相変わらずの四凶の面々に、ちょっと癒されました。

お話は急展開に次ぐ急展開。
正直ちょっとついて行けない><という感じでした。
申し訳ないです。

要塞のような屋敷の奥に控える大将は、姿形は重蔵ながら四凶の面々を超える強烈キャラ。
特にBAD ENDの演出では、もはや殺意を覚えるレベルでしたw

ひとつ、指摘になりますが……
終幕演出での白雲の語り。
「〜まい」という助動詞を「〜ない」の代りに用いられているようですが、これは間違いです。
「まい」というのは、いろいろと難しい言葉ではありますが、演出にあったように
「許せまい」
とした場合は、
「許せないだろう」
という意味にとられることがほとんどだと思います。
白雲が自分の心情について「だろう」つまり推量の形で語るのは明らかにおかしいですよね。

ここは「許せない」または「許せぬ」とするのがいいのではないでしょうか。


任務面:

大苦戦いたしました。

本当はおととい(09/01)のうちにこの記事を仕上げるつもりだったのですが、失敗に失敗を重ねて、クリアはきのうの午後8時になってしまいました。

この任務、私がこれまでプレイしてきた虎の巻任務の中でも、間違いなくトップクラスの難易度だったと思います。

原因はやはり偽床……
また、大将周辺のやや運が絡む敵配置だと思います。

また、ほとんどの局面で、攻略にひとひねりの工夫が必要な作りとなっていました。


一階と二階の間をエルードで進み、敵の視界から逃れる。
進み過ぎると別の弓浪人に見つかるが、中途半端なところで降りると奈落へ真っ逆さま。
あらかじめ写真の弓浪人に姿を見せ、向きを変えておくと楽に攻略できる。


二人の虚無僧が互いに見張り合っている。
先ほどの弓浪人から奪った弓で、一人を二階から始末するのがおそらく正解だが、写真は手裏剣を使って強行突破してみたところw

「現地調達の限られた忍具を様々に駆使して、隠密のうちに敵を倒す」という攻略法が、最近までやっていた天誅4を想起させました。
全体的にパズル色が強かったですね。

少し難易度は高すぎのきらいがありましたが、ラストステージであることを考慮すれば許せる範囲だったかと……
でもヌルゲーマーの私には辛かったw

初クリア時の評価は、すみません、撮り忘れましたorz
しかし、隠密有の全滅任務でしたから、だいたいお察しいただけるかと。


白丸伝全体を通しての総評:

忍大全虎の巻の長編モノをプレイするのは久しぶりでした。
lapisさんの『天誅葵』リメイクからももう丸一年経っているのですね……

今になっても忍大全でこういう長編のお話を見せていただけるというのは、ありがたいことです。

それぞれのキャラクターに特有の性格やものの考え方が設定されていれば、もっとおもしろくなっていたかもしれませんね。
独特で魅力的なキャラクターが動けば、おのずと独特で魅力的な物語が出来上がるというものです。

任務の方は、トラップが多くてとにかくスリリング。
上級者でも緊張感を忘れずにプレイできる内容になっていたのではないかと思います。

しかし、一部笑えないレベルで悪質な偽床・奈落も散見されました。
もう少しプレイヤーの視点に立って罠配置を考えていただければ、何度も遊んでみようと思える任務になるのではないでしょうか。
難しいことではありますが……

敵配置は、よく観察すれば適切な処理が導き出せるようにされていて、なかなかセンスが良かったと思います。


以上。偉そうなこともいろいろ言いましたが、基本的にはいちプレイヤーとして、たくさんの任務を遊ばせていただいたことに感謝しています。
そして、白猫タマさんのこれからの任務制作に、心から期待しております。
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